米国対オーストリー 予測 26 5月 2026
🔊 グループステージ最終節、アイスホッケー世界選手権でアメリカとオーストリアが激突します。両チームとも、極めてタイトな順位争いの中でこの一戦を迎えます。アメリカは不安定なスタートから立て直し、プレーオフ進出を目指して奮闘。直近の試合では今大会屈指のパフォーマンスを披露しました。一方、オーストリアは大会序盤で見事な滑り出しを見せたものの、ここにきて3連敗と苦しい状況です。ハンガリー戦で大勝したアメリカが、その攻撃的な勢いを維持できるのか。それとも、オーストリアが再び強豪相手に粘り強いホッケーを展開し、波乱を起こすのでしょうか?
直接の対戦
📊 2022年以降、アメリカ代表とオーストリア代表は世界選手権でわずか2度顔を合わせていますが、いずれもアメリカが勝利を収めています。この期間中、アメリカは合計7ゴールを挙げ、オーストリアは3得点にとどまっています。

米国 チーム概要
アメリカは直近の試合でハンガリーを7-3で圧倒し、特にパワープレーが大きな武器となりました。アメリカはこの試合で3度のパワープレーを決め、攻撃陣が躍動。ジャスティン・フォーク、マシュー・トカチュク、ライアン・レナードがそれぞれ2ゴールを挙げるなど、強烈な存在感を示しました。中でもトミー・ノバックは5アシストを記録し、世界選手権のアシスト記録にあと一歩と迫る活躍を見せています。第1ピリオドではシュート数21-4と相手を圧倒し、ほぼ自陣から出させない完璧な立ち上がりを披露しました。
とはいえ、今大会のアメリカは一貫性を欠く戦いが続いています。ここまで6試合で3勝3敗と白星と黒星を繰り返し、安定感に課題が残ります。特にフィンランド戦(2-6)は、フィジカル面でも完全に押し込まれた苦い敗戦となりました。
それでも攻撃力に関しては、アメリカは今大会屈指のポテンシャルを誇ります。パワープレーでは特に脅威となり、パックの展開も速く、試合の流れを一気に変える力があります。ただし、集中力の欠如やディフェンス面での課題が安定したパフォーマンスを阻んでいるのも事実です。プレーオフ進出へ向けては、この試合で勝利すれば(60分以内でなくても)十分条件を満たす状況です。
試合結果: 米国

オーストリー チーム概要
オーストリアは直近の試合でフィンランドに2-5で敗れ、最終節を迎えます。ただ、チームはこの試合でも粘り強さを見せ、第3ピリオドを制しました。得点はベニャミン・ニスナーとレオン・ヴァラーが記録しています。序盤はオーストリアが組織的な守備を維持しようとしたものの、フィンランドのフォアチェックや選手層の厚さが守備陣を完全に崩壊させました。特に第2ピリオドは苦戦を強いられ、相手に一気に3ゴールを許しています。
3連敗中とはいえ、オーストリアは今大会で一定のクオリティを示しています。大会序盤は3連勝と素晴らしいスタートを切りましたが、その後対戦相手のレベルが一段と上がりました。直近3試合ではスイス、ドイツ、そしてフィンランドに敗れ、合計得失点差は4-20となっています。特にスイス戦の0-9という大敗は痛恨でしたが、イギリス戦の5-2勝利は今大会で最も印象的な勝利となっています。
それでもオーストリアは攻撃への切り替えで随所に持ち味を発揮し、格上相手にもスペースを巧みに突いてチャンスを作り出しています。次戦ではトップ4圏内にいるとはいえ、勝利以外に選択肢はありません。敗れれば一気にノックアウトステージ進出圏外へと転落する可能性が高まります。
試合結果: オーストリー
⚡️ 主力選手
アメリカでは、トミー・ノバックが依然として大会屈指のパフォーマンスを見せており、7ポイント(1ゴール6アシスト)を記録しています。マシュー・トカチュクもわずか3試合で6ポイント(3ゴール3アシスト)をマークし、アイザック・ハワードは4ポイント(3ゴール1アシスト)で、シュート数でもチームを牽引する存在です。
オーストリアの攻撃陣では、ティモ・ニクルとペーター・シュナイダーがともに6ポイントを積み上げています。ニクルは2ゴール4アシスト、シュナイダーも2ゴール4アシストの成績です。ヴィンツェンツ・ローレルは5試合で4ポイント(3ゴール1アシスト)を記録し、速攻時に最も脅威となる選手の一人となっています。
🥅 ゴールキーパー
アメリカの守護神は引き続きデビン・クーリーが務めており、セーブ率92.22%、GAA(平均失点)は1.89をマークしています。チームが不安定な戦いを強いられる中でも、クーリーの好セーブが幾度もアメリカを救ってきました。
オーストリアではアッテ・トルヴァネンに大きな負担がかかっています。彼はセーブ率89.74%、GAAは2.67という数字を残しています。強豪国との厳しい対戦が続く中でも、トルヴァネンのパフォーマンスがオーストリアにとって大敗を避ける大きな要因となっています。
編集部による予想
一見すると、USAがこの一戦の明確な本命に映りますが、今大会で彼らはすでに何度も不安定なパフォーマンスを見せてきました。アメリカは数日前、格上と目されたラトビアにまさかの敗戦を喫し、ドイツとの対戦でもシュートアウトの末に何とか勝利を収めています。それでも、今の状況はUSAにとって非常にシンプルです。オーストリアとはわずか1ポイント差で、プレーオフ進出のためには勝利が絶対条件。したがって、USAは積極的かつ攻撃的なホッケーを展開することが予想されます。
一方で、オーストリアも大会を通じて、速いトランジションや相手のミスを突くプレーで強豪国に食らいついてきました。また、データにも注目です。今大会でUSAは直近5試合連続で6点以上が入っており、オーストリアも世界選手権直近8試合中7試合で6点以上が記録されています。こうした背景から、この試合ではトータル5.5点超えへのベットが合理的な選択肢となるでしょう。
