ハンガリー対フィンランド 予測 16 5月 2026
🔊 フィンランド代表は2026年世界選手権の開幕戦でドイツを相手に堂々たる勝利を収め、長年チームの代名詞となっている組織力と高い戦術性を改めて披露しています。次戦でフィンランドが対戦するのは、今大会でも屈指の規律を誇りながらも、選手層の厚さに課題を抱えるハンガリー代表です。ハンガリーにとっては、ポジショナルな圧力が続く中で真価が問われる一戦となるでしょう。フィンランドが早い段階で相手の堅守を崩すのか、それともハンガリーが粘り強く、我慢比べの展開に持ち込んで優勝候補に食らいつくのか、注目が集まります。
直接の対戦
📊 両チームの直接対決はそれほど多くありませんが、このカードではフィンランドが明らかに優位に立っています。直近の対戦は2023年の世界選手権で行われ、フィンランドが7-1の大差で勝利を収めました。それ以前の2017年の親善試合でも、フィンランドが6-1でハンガリーを圧倒しています。ここ3試合連続でフィンランドが勝利し、その間に16ゴールを挙げる一方、ハンガリーはわずか2得点にとどまりました。どの試合も展開は似ており、フィンランドがパックを長く支配し、ポゼッションアタックで徐々に圧力を強めていく形が目立ちます。

ハンガリー チーム概要
ハンガリーは、決して順調とは言えない準備期間を経てワールドカップに臨みます。ヨーロピアン・ネイションズ・カップでは8試合でわずか1勝にとどまり、その後の10試合の親善試合でもポーランド(3-2 OT)にのみ勝利を収めました。今大会でハンガリーの最優先課題は、華やかなホッケーを披露することではなく、より強力な相手に対して組織的な守備をできるだけ長く維持することです。ゲルゲイ・マヨロシュ率いるチームは、短いシフトチェンジ、密集したミドルゾーン、そして大量のシュートブロックに重点を置いて戦います。
特にフィンランド戦では、規律が極めて重要な要素となります。ハンガリーは、こうした強豪相手にペナルティが続けば、一気に試合の主導権を奪われかねないことを十分に理解しています。そのため、ディフェンディングゾーンからはシンプルなクリアを徹底し、長時間の守備を強いられる場面を極力避けるでしょう。攻撃では、数少ないカウンターやフェイスオフ後のセットプレーに活路を見出したいところです。また、ゴール前でフィンランドが大きなプレッシャーをかけてくることが予想されるため、ゴールテンダーのパフォーマンスも勝敗を左右する大きなカギとなります。
試合結果: ハンガリー

フィンランド チーム概要
フィンランドは、再び世界アイスホッケー界で最も組織的な代表チームの一つであるという評価を裏付けました。世界選手権の開幕戦でアンッティ・ペンナネン率いるチームは、ドイツを3-1で下し、相手にオープンな展開をほとんど許しませんでした。アントン・ルンデル、イェッセ・プルヤルヴィ、アートゥ・リャティュがゴールを決めています。特筆すべきは、フィンランドが試合のテンポを終始しっかりとコントロールし、失点後もディフェンス面でほとんど隙を見せなかった点です。
戦術面では、フィンランドは今回も忍耐強いポジショナルプレッシャーを軸に据えるはずです。序盤から無理に試合を動かす必要はなく、このチームの最大の強みは層の厚さ、スケーティング、そして長い守備のチェンジで相手を消耗させる能力にあります。スター選手が揃わなくとも、フィンランドは依然として強力なセンターライン、機動力あるディフェンス陣、質の高いゴールテンダーを擁しています。特に持ち味が発揮されるのは、リバウンドからパックを素早く回収し、すぐに二次攻撃へとつなげるロングオフェンスです。
⚡️ 主力選手
ハンガリーは今回もヤノシュ・ハーリ、チャナード・エルデイ、イシュトヴァン・ショフロンといった経験豊富な選手たちがキープレーヤーとなります。彼らを中心に、チームは数少ないカウンターアタックを仕掛け、守備からの切り替え後もパックキープを狙います。
フィンランドは初戦からアントン・ルンデル、イェッセ・プルヤルヴィ、アートゥ・リャトゥらがドイツ戦でゴールを挙げ、大きな存在感を見せました。フィンランドの最大の強みは、やはり層の厚さと多彩な攻撃オプションにあります。
🥅 ゴールテンダー
ハンガリーの先発候補筆頭はフェレンツヴァーロシュ所属のベンツェ・バリズです。直近5試合でセーブ率92.02%、過去10試合でも90.42%と安定したパフォーマンスを披露しています。また、ピラティ・ホムトフ所属のアーダーム・ヴァイも控えており、こちらは直近5試合で93.1%、10試合で92.62%というさらに高い数字を記録しています。加えて、フェヘールヴァールHA 19の若手レヴェンテ・ヘゲデュシュもオプションとして名を連ねます。
フィンランドは初戦後、ユストゥス・アンヌネンが再びスターターを務める可能性が高まっています。ドイツ戦では勝利を収め、セーブ率94.12%、失点率1.00という素晴らしい数字を残しました。フィンランドにとっては、中盤でのミスから簡単にチャンスを与えないよう、安定感を維持することが重要です。
編集部による予想
フィンランドはこの対戦で明らかな優位に立っており、今回も60分間を通して圧倒的なプレッシャーをかけ続ける展開が予想されます。2023年世界選手権での直近の直接対決では、フィンランドが7-1とハンガリーを一蹴しました。過去3度の顔合わせでも、フィンランドはハンガリー相手に合計16ゴールを奪っています。さらに、ハンガリーがスイスに0-10で大敗した試合も思い起こされます。現在のスイスは組織力やスタイルでフィンランドと非常に似ているだけに、この比較も参考になるでしょう。チームの総合力、選手層、そして最近の試合内容を踏まえると、トータル6.5ゴール超えのオプションは十分に合理的な選択肢と言えます。
